昔ながらの本命星の特定方法を以下に書く。
まず、後天定位の図を書きだす。重要なのは数字である。まず、正方形をかいて、各辺を三分割する。上の中央が南で、下中央が北。
九星の数字の部分だけ角マスに書き込む。
左上の南東は4、中上の南は9、右上の南西は2、左中段の東は3、中央は5、右中段は7、左下は8、中下は1、右下は6となる。
たとえば、今年が九紫火星の年で、44歳の人が自分の本命星を知りたいとする。
その場合、南の9を起点として考える。9を10歳と数え、次の循環箇所、つまり、1の北に移動し、20歳と数える。次は、南西の2番に移動し、30歳と数える。次が、東の3番に移動し、40歳と数える。次は南東の4番に移動し、41歳と数える。その後、中央の5番が42、南西の6番が43、西の7番が44、7番は七赤金星なので、この44歳の人は、七赤金星となる。
あともう一つ注意すべきは、本命星は、旧暦で考えると言うこと。2月3日までが、前年扱いなのだ。干支で考えるとわかり易い。1月生まれのうさぎ年の人は、旧暦ではまだ、前年度扱いなので、虎年と考えるのである。同じように、九星でも旧暦で考える。
上の例の人が、1月生まれならば、前の年の本命星である、六白金星が本命星になる。